「結構なお手前で」がない茶室
言葉ハ有限、感情ハ無限
感情の変化を脳波音楽で表現するプロジェクト
感情は、言葉だけでは伝えきれないことがある。言葉にできない感情が湧いた時、人はどう表現すればよいのか。
文化的背景が強い茶道の場で “脳波から生み出される音楽によって、感情の揺れ動きを表現する” 実験を、1 人の亭主と 12 名の客人と共に行った。
Issue
沈黙の美学に新しい解釈を。
茶道は主人と客人とが言葉に頼らず、互いの意思を共鳴させることを理想とするが、現実でそれを行うのは容易ではない。言葉にすることすら難しい感情の受け渡しを、現代の科学を利用することで可能にすることができるのだろうか。
Creation
脳波を使い、感情を音楽に変換する。
京都府宇治市の茶室にて、言語外の意志疎通を実現するため、脳波を取得し、感情によって揺れ動く脳波データが音楽にエフェクトをかけていくプログラムによって変わりゆく空気感を観察した。
Project Information
Project Owner
Konel Inc.
Team
Producer | |
Director | |
Assistant Director | Hiroto Saito |
Videographer | Kotaro Matsushima (Freelance) |
Asahiyaki | Matsubayashi Hosai XVI |
Music Direction | Wataru Iwata (Objet a / Konel ) |
Sound Designer | Akimasa Yamada |
Creative Engineer | Hironobu Nakamura |
Tags
Creative DirectionDeviceBack-endArtVideoProduce