SHAPING THE FUTURE.

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Works

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BWTC

Art

Official Website


脳波買取センター

BWTCは、目には見えないさまざまなデータが無意識に取引される現代で、情報の価値について考え、新たな取引の形を模索するための作品である。 来場者から実際に脳波データを買い取り、そのデータ群から独自のアルゴリズムを用いて絵画を生成し、展示・販売を行う。2022年に千代田アーツ3331を会場としてプロジェクトがスタートし、1,000名を超える来場者から脳波を買い取っている。


Issue

生体情報の価値とは。

インターネット、ビッグデータ、AI。様々な企業による情報を中心とした営みは日々その形を変えており、その領域は生体情報にまで広がっている。例えば、スマート・ウォッチは身に着けるだけで、私たちの健康状態を分析し、通知する。
こうしたサービスは無償であることが多いため、私たちの生活の中で意識されないほど一般化しているが、日々インターネットクラウド上にアップロードされる私たちの情報に、本当は一体どれくらいの価値があるのだろうか。

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Creation

脳波を買い取り、絵画に変換して販売する。

自動買取機により脳波を自由に得ることができる世界を制作。
生体情報の売買体験から脳波絵画の流通までのプロセスを通して、さまざまな方向から「価値」について体験することで、これからの時代の新しい価値の在り方を模索する。


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Collaboration

科学者の脳破絵画NFTをメタバースで販売

共創パートナーであるハコスコ社の協力のもと、Metaverse Storeを期間限定で展開。5名の科学者rr・有識者から脳波の寄付を受け、生成した絵画をNFTとして販売した。
脳波提供者: 暦本純一 / 八谷和彦 / 北川拓也 / 藤井直敬 / 太田良恵子

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Future

生体データの経済流通へ

BWTCに脳波を提供し得た通貨は、脳波絵画の購入に使われることもあったが、ドリンクなど全く関係のない用途にも多く使われた。これは、生体データ自体が経済価値を持つことへの可能性だ。生体データが適切に経済流通する未来に関心を持ち、多様な産業のプレイヤーと社会実装型のプロジェクトに取り組んでいきたい。関心を持つ方はぜひお問い合わせを。


Exhibition

展示の巡回

自動買取機は可動式であるため、BWTCを他地域で展開することができる。2023年には石川県で2箇所の巡回展示を行なった。(FOC, 花紫)

BWTCの展示を希望される方はお問い合わせを。

花紫 BWTC


FOC BWTC


Project Information

Project Owner

Konel

Team

Tags

Creative DirectionArt DirectionPlanPRWebEventBack-endFront-endDesignArtPhotographVideoSpaceProduceProduct