医療を自分らしく選べる時代はつくれる
未来体験をバックキャストする
コーポレートリブランディングに端を発して、未来を力強く引き寄せるプロジェクトを連続的に展開し、社会と対話しながらサービス開発を続ける、医療分野におけるスタートアップ企業「ネクイノ」の挑戦に伴走した事例をまとめて紹介する。
Issue
ピルだけじゃない、事業の拡張性を示す
ネクイノは、ピルのオンラインサブスクリプションサービスを主軸に、事業を拡大してきた企業であるが、10年先を見据えた事業拡張の範囲はとても広かった。その視座を投資家や社会に伝え、推進力を高めるため、コーポレートリブランディング、未来予測の発表、社会実装型プロジェクトを連続的に実施した。
Creation
医療の多様性を肯定するビジョン
「ピル」をはじめとした医療のソリューションは、まだまだ偏見が残る実態があり、サービスを普及させるためには、世の中の視点を上げる必要があった。マーケティング以前の課題として、社会と対話をはじめるために「メディカル・コミュニケーション・カンパニー」としてブランドの基礎を構築した。コーポレートサイトと、ビジョンムービーを通してステークホルダーに対して一貫したメッセージを発信している。
Future Vision Movie
10年後の医療体験を拡張すべく、飛躍的な未来を映像を通して表現した。説明的なコンテンツではなく「一人の患者」と「一人の医者」が10年という時間をかけてよりよい関係に発展していく様を1本のショートドラマとして展開することで、投資家をはじめとし、社員や事業パートナーに対してエモーショナルにビジョンを共有した。
Technology
スマートライフボックスを実装
打ち出されたFuture Visionをすべて一気に実装することは難しいものだが、部分的にバックキャスティングすることはとても有効だ。その一つが、スマートライフボックスだ。オフィスや駅など、病院ではない場所での遠隔医療を加速させるためのステーションを構想し、体験可能なプロトタイプを実装した。実機は柏の葉にあるまちの健康研究所「あ・し・た」に設置され、多くの生活者や関係者からフィードバックが集まった。本件にはENEOS社が賛同し、約27.5億円の投資を伴う共同開発プロジェクトとして発展した。
(プレスリリース)

Future
ソーシャルアクション「#しかたなくない」
医療体験の改革にはいくつもの大きなハードルがある。決して一社の活動で推す進められるものではなく、社会で暮らす人々や企業の賛同を受け、共に進んでいくことが重要だ。そのために「#しかたなくない」というソーシャルアクションを続けている。
Project Information
Project Owner
ネクイノ
Team
Branding | |
Project Designer | |
Creative Director | |
Creative Director | |
Planner | |
Planner | |
Copy Writer | Keisuke Kamiya |
Producer | Genta Sawabe(Konel) |
Corporate Movie | |
Director | Masaki Ueda |
Cinematographer | Kota Kimura(ADC) |
Lighting Director | Shunichi Murakami |
Lighting Director | Shunichi Murakami |
Stylist | Junya Chino(Free-lance) |
HM | Mari Mizuno(Free-lance) |
HM | Shota Kurushima(Y'sC) |
Music by | Yoshiteru Himuro |
Corporate Site | |
Web Director + Web Designer | Genya Ohashi(Free-lance) |
Technical Director | Junya Shimazu(Ubick) |
Engineer | Kazuki Hakozaki(Mavericks) |
Engineer | Norihisa Kuwajima(Mavericks) |
Engineer | Ryosuke Kuroda(Free-lance) |
Future Vison Movie | |
Project Designer | |
Creative Director | |
Producer | Genta Sawabe(Konel) |
Production | EXIT FILM |
CG Creation | Flapper3 |
Smart Life Box | |
Producer | Genta Sawabe(Konel) |
Product Designer | Shinya Yoshida |
Production | FUJIART |