伝統から未来を生み出すサステナブルプロダクト

繊維廃材が生まれ変わった下駄

"QUON（クオン）"は繊維廃材を素材とすることから、従来の木下駄よりも足音が静かで、カラフルなテクスチャーはファッションとしての楽しみを拡張する。また、すり減った歯を交換できる構造で作られており、履き続けることで繊維リサイクル率向上に貢献していく。

ISSUE

日本の伝統工芸で循環型社会を目指す

日本における古着・古布などの繊維系廃棄物は年間200万トン以上だが、繊維リサイクル率は約10%前後。リサイクル率が約65%に達するドイツなどの諸外国の実績を大きく下回る。QUONはすり減った歯を交換できるため、履き続けることでリサイクル率向上に貢献することができる。

Creation

現代に適した機能とデザイン

QUONは古着などの繊維廃材を原料とする板素材からつくられている。誰かの人生を彩り役目を終えた衣類から生まれ変わった下駄は、また誰かの歩みを支える存在になる。 繊維廃材を素材とすることから、従来の木下駄よりも足音が静かで、カラフルなテクスチャーはファッションとしての楽しみを拡張する。下駄を履くことで足元に意識が向けられて、普段は見落としていた景色に出会えるかもしれない。