お菓子+ゲームシート+アプリでつくる新しい体験
おやつの時間に新しい楽しみ方を
お菓子を食べて(食う)、 考えて(練る)、遊ぶことができる、新感覚の商品を開発。お菓子は道具にしたり、絵や文字にしたり、 ゲームのコマにしたり、遊び方は自由。ルールに従うのではなく “自分で楽しみ方を考えて遊ぶ”体験をデザインした。

食べもので遊んではいけないのか?
餅を伸ばして食べたり、スナックを指にはめて食べたり、また料理という実験的行為もふくめ、食べることには“遊び”の要素が多分に含まれているはず。ならば遊ぶことを前提にしたお菓子があっても良いのでは?そんな仮説から開発がスタート。誰もが好きなおやつの時間をクリエイティビティを刺激する時間に拡張することを目指した。
Creation
ルール自体を考える体験設計
ルールに従うのではなく、ルール自体を作って遊ぶことができるよう、また子供から大人まで幅広い年齢層が楽しめるよう、適度なヒントを盛り込んだ体験設計を行った。ゲームシートには誰もが見たことがある絵や図を盛り込み、汎用性が高くゲームが盛り上げるWEBアプリも作成。そこに色や形・食感が異なるお菓子を組み合わせることで生まれるゲームの幅を広げた。

地域の老舗による本格的なお菓子
お菓子は富山の老舗「島川あめ店」の豆菓子と、京都の武中製菓の新ブランド「餅武」のおかきを使用。余計なものを入れない安心素材の美味しいお菓子で、昔ながらの日本の味を次世代につなげることも目指している。
Technology
インスピレーションが広がるシンプルなアプリ
ゲームの発想を助けるサイコロ・タイマー・ルーレット・効果音の4つの“どうぐ”が入ったアプリを商品にセット。ゲームと組み合わせてその精度を高めたり、遊びを盛り上げたりするのに役立つサポート役として位置付けた。

Future
「問い」を作る次世代の美味しい脳トレゲームへ
モニターテストや小学生向けワークショップを経て、予想以上に多様なアイデアから新ゲームが生まれてきた「くうねるあそぶ」。AIが進化する今、人間が磨くべきは“問いを作る力”だと言われているが、このプロダクトがゲームをプレイする側ではなく作る側の脳みそを楽しく刺激するような存在になることを目指したい。ゆくゆくは考えたゲームをシェアできるようなプラットフォームを作ったり、食育やビジネスの領域にも拡大していくことも見据えている。

Project Information
Project Owner
Konel
Team
Producer /Creative Director | |
Designer / Photographer | Andraditya Respati (Konel) |
Technical Director | |
Engineer | |
Videographer | Tamaki Matsuo |
Advisor | Mutushi Asai(Co-creator) |
Advisor |