「耳出社」はじまります。

耳で出社する、バーチャルオフィス

社内の情報や仲間の声が聞こえてくる、耳で味わうオフィス・パナソニックラジオの企画・開発を行った。

Issue

リモート時代の、新しいオフィスとは

リモートワークが浸透した現代。出社時間の削減や効率化、働き方に自由が出た一方で、仲間との雑談や仕事の温度感を共有する大切さを痛感しているのも事実。 今のオフィスを捨て去るでもなく、元に戻すでもなく、耳出社（リモート×ラジオ）によって、働く仲間の声や社内情報を届ける新しい取り組み「パナソニックラジオ」がスタートした。

Creation

耳で味わうオフィス

離れていても帰属意識の上がる社内ラジオの企画として、「耳出社」というコンセプトを開発。その後、企業のイズムを伝える真面目なものから、座談会形式や突撃インタビューなどの柔らかいものまで、コンテンツの企画/制作を行った。実際に社内に配信して社員からフィードバックを得たり、ライブ感を届けるためにリアルタイムに出演してもらうコンテンツの強化したり、聞くだけではなく自分から発信してもらう出演者を増やすため、より多くの人に出演してもらうための工夫等を行なった。また、自動配信システムや社内スタジオの構築によって、運用側の負担を軽減したり、社内収録によってより多くの人に参加してもらえる体制を実現した。

Future

耳で出社する、バーチャルオフィスのあり方

上層部の考えが堅苦しくなく、隣に行く感覚で聞くことができたり、普段交流のない他部署や社外の声が聞こえたり、話したことのない社員の存在を知ってリアルで話しかけるきっかけになったり、通常の出社ではなく耳出社だからこそできることがいくつか見えてきた。オリジナルデバイスの開発や、「耳出社」を導入したり一緒に番組を作ったり、盛り上げてくれるパートナーからの問い合わせを期待している。