空き家をケアする
空き家の声に耳を傾ける
空き家研究所の活動は、空き家の過去と向き合い、日常に寄り添いながら、未来を共に考えることにある。空き家をケアし、再び動き出すまでの記録をアーカイブするWebサイトの立ち上げと、ロゴマーク、サービス紹介タブロイド、リーフレットなどのトータルブランディング・デザインをKonelが担当した。

Issue
まちには、たくさんの空き家が眠っている
空き家は年々増加し、社会問題へと発展している。人口減少の影響もあり、その傾向は今後さらに加速すると予測される。空き家研究所は、空き家と地域が離れてしまうことこそが問題であると考える。空き家の声に耳を傾けることで、空き家と地域が再びつながる契機が生まれるのではないか。空き家が地域と共に生きる姿を思い描いている。
Creation
空き家にはケアが必要
過去と向き合い、日常に寄り添い、未来を共に考える。空き家研究所は、空き家の声を聴き、記憶に触れ、つながりを発見していく。制作したWebサイトとロゴマークでは、「0から1」ではなく「0から0.1」への変化。小さくても確かな歩みを積み重ねていく姿勢をデザインに込めた。
家は時間を内包している。生きてきた時間と記憶を記録するWebサイト
Webサイトは、空き家研究所と空き家の関わりを記録し、アーカイブする場である。サムネイルは、空き家になってから再び動き出すまでの時間を刻み、空き家が動き出した瞬間にカウントが止まる。それは、家が新たな時間を生き始めた証である。



空き家研だより
空き家研究所の基本情報をまとめた三つ折りリーフレットを制作した。投資や賃貸収入を目的とした不動産相談ではなく、「どこに相談すればよいかわからない」「このまま所有し続けてよいのか不安だ」と感じる人々に向け、相談会への参加を促す内容としている。

すすめよう、空き家のはなし
新聞折込を中心に配布するタブロイドを制作。建築士や宅建士に気軽に相談できる「空き家ともだち」、自分のペースで空き家活用を始められる「いっしょに大家」など、空き家研究所のサービスを紹介している。親しみやすいデザインを意識し、表紙タイトルには小学生の手書き文字を採用した。

返礼本
「いっしょに大家」を通じて協働した空き家の家主に贈る返礼本を制作した。空き家の過去と現在の写真、そして空き家研究所の活動を記録した一冊である。デジタルだけでなく、リアルなかたちでも記憶を残すアーカイブとなっている。


